皆さんこんにちは。
診療所で働く歯科衛生士のSです!
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皆さん夏休みは満喫できたでしょうか??
そろそろ新学期が始まる歯科衛生士学校も多いのではないでしょうか。
今回は新学期に向けて臨床実習についてのポイントをお話ししたいと思います!
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以前もコチラで診療所で働く現役歯科衛生士が臨床実習中にしておけばよかったと感じたことをまとめてます。
ぜひチェックしてください!
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臨床実習といえば 治療のアシスタント をメインで行うことが多いですよね。
そのアシストを行う際のポイントをご紹介します!
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★器具の準備は治療の流れを想像し、使用順に用意する
皆さん治療に合わせた器具をどんな風に覚えていますか?
よくあるのが CR充填(タービン、CR、ワッテ類、、、etc)と処置名と器具をセットで丸覚えするパターンです。
このように覚えられれば理想なのですが、なかなか難しいですよね。
診療の現場では頭の中で
という風に自分の分かりやすい言葉でいいので治療の流れ(ステップ)を考え、器具は使用する順に準備するとスムーズです。
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★先生と患者さんの会話から先読み
先生が患者さんとお話ししている内容はアシストにとってとても重要です。
特に先生から患者さんへの説明事項の中には治療やアシストのヒントのだらけです。
患者さんへの話だからといって聞き流してしまうのではなく、自分にも説明されている!という気持ちで聞いてみてください。
その日の治療内容(何をどこまで)、治療法(どうやって)が直接指示される前に見えてきます。
また、患者さんからの訴えもヒントになります。
例えば「痛みがある」→麻酔が必要? など!
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★技術面は練習あるのみ
バキューム、ライティング、セメント類の練和 などなど技術面は練習が一番!ですが
その中でもメインであるバキュームとライティングについてのポイントです。
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・バキュームの目的は吸引だけじゃない
アシスト中はお水を吸引する事に一生懸命になりがちです。
ですがバキューム操作は吸引だけでなく粘膜・舌を圧排して視野の確保、患者さんの粘膜・舌の保護をするという大切な役割があります。
治療の進行だけでなく患者さんを守る重要なポイントです!
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・術者の見かたにあったライティングを
ライティングは直接施術部位に当てるのが基本ですが、術者がどうやって見ているかで当て方も変わります。
直視→直接当てる(同じ上顎でも唇側、口蓋側で当てる方向は変わります!)
ミラーで鏡視→ミラーに当てる
分からなくなったら術者の頭の後ろのあたりからライトを入れてみてください。
術者の目線と同じ方向からライトが当たります!
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少ないですが、今回書いたことは当院の実習生さんにもよくアドバイスをするポイントです。
苦手なことも頑張って行う内に、少しずつでも必ず上達してきます!!
慣れるまでは大変なことばかりだと思いますが、めげずに頑張ってください!
皆さんの頑張りを応援してます(^^)/
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