みなさんこんにちは!営業部DHのTです♪
このコラムでは歯科予防商品の中でもハブラシについて取り上げることが多いですが、今日は改めてブラッシングについて考えていきます。
まず、ブラッシングが大切な理由について!
みなさん、一度歯と歯の間をつまようじでなぞってみてください!
白い糊のようなものがとれますよね!
このコラムを読んでいる歯科衛生士(学生)の皆さんは、
その正体を「歯周プラーク(歯垢)」だと知っていると思います。
しかし、みなさんのもとに来られる患者さんは
「食べかす」だと思っている方がたくさんいます。
この白い糊状のものが「歯周プラーク(歯垢)=細菌の塊」であるとお話すると
とても驚かれると思います。
この歯周プラーク(歯垢)は、排水溝等のぬめりと同じバイオフィルムとなっているので
うがいだけでは除去することができず、
物理的にハブラシの毛をあてて清掃することが必要となります!
(みなさんも排水溝のお掃除はこすり洗いしますよね!)
歯周プラーク(歯垢)等に潜む口腔内細菌は、う蝕や歯周病等の口腔疾患だけでなく、
近年では誤嚥性肺炎や糖尿病、心疾患等様々な全身疾患と関わりがあるといわれています。
普段なにげなく行っているブラッシングですが、
口腔の健康維持だけでなく、全身の健康を維持するためにも重要な習慣といえます。
では次に、ブラッシングには欠かせないハブラシについて考えてみましょう!
皆さん、ハブラシはどのような点に着目していますか?!
教科書に掲載されているのはこちらの3ポイントが多いと思います。
では、それぞれのポイントについてご説明します!
ヘッド:口腔内の大きさにあわせて選択する必要がありますが
小さめサイズは操作性がよく、狭い口腔内もみがきやすくなります。
一方、みがき残しが多い方は、
まずは大きめヘッドを選択するのもいいかもしれません。
ネック:スリムで長めだと臼歯部もみがきやすくなります。
ハンドル:手のおおきさでにぎりやすい太さを選ぶことがポイント。
高齢者の方等、把持力が低下している方は
太めのハンドルを選ぶと安定しやすくなります。
これに、「毛先の加工」を合わせてハブラシ選択をしてみてくださいね。
サンスターのハブラシの毛先加工にはこちらの4つの種類があり、
それぞれ特徴や対象となる方が異なります!
シンプルな構造のハブラシですが
どのハブラシも細かいこだわりがあります。
さまざまな特徴を組み合わせて、患者さんに、より適したハブラシ選択ができるようにまずは皆さんが色々なハブラシを使用してみることが大切です。
また、歯磨剤も商品によってフッ化物の配合量や殺菌剤等が様々なので
患者さんの口腔内の状況によって組み合わせて考えていくことが大切です。
患者さんがもっとブラッシングが楽しい時間となるよう
歯科衛生士の私たちからブラッシングの大切さを伝えていきましょう~!!
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