みなさん、はじめまして。サンスターの研究開発部で働いている歯科衛生士のNです♪
サンスターには、商品を開発している「研究開発部」にも私のような歯科衛生士がいるんです。今回は研究開発部での歯科衛生士のお仕事について、ご紹介します。
研究開発部での歯科衛生士のお仕事は、商品のアピールポイントを検証し、お客様や医療従事者へお伝えすることです。今回から2回に分けて、詳しくご紹介していきたいと思います♪
今回は主なお仕事のうちの1つ、「商品の有効性データの取得をサポートすること」についてご紹介します。
商品の有効性データ取得をサポート
皆さんは、ハブラシやハミガキなどのオーラルケア製品を購入するとき、何をチェックしていますか?商品の特徴はパッケージに書かれているけれど、実際に口の中で使ってみたときにどの程度の効果があるのか、気になった経験はありませんか?
サンスター製品は、その製品の有効性はどうか、安全にお使いいただけるかどうかなどの検証を行っています。とはいえ、なかなかイメージしづらいかと思いますので、これから1例をご紹介します。皆さんは、このような製品パンフレットを見たことはありますか?
こちらは、サンスターのタフトブラシの製品パンフレットです。上段は商品特徴を、下段のグラフはハブラシで磨いた後、タフトブラシをプラスして磨いた場合のプラーク除去効果を表しています。
上段に加え、下段のグラフを見せることで、商品の実使用時の効果がパッと見ただけでわかります。これだけ効果があるのなら、使ってみようかなという気持ちになりませんか?このように、商品の実際のお口の中での有効性を、プラーク除去量などで数値化することで分かりやすくし、商品の信頼性を高めることが研究開発部の歯科衛生士の大切なお仕事の1つです。
この有効性データは、サンスター歯科診療所の歯科医師や歯科衛生士、大学などの共同研究先と協力して取得していますが、私自身がモニターの皆さんのお口の状態をチェックすることも多くあるんです。
自分の目でお口の状態を見て効果を確認するのも、研究開発部内でも歯科衛生士だからこそできることの1つです。
予想した通りに結果が出ず立ち止まってしまうことも多々ありますが、この商品がどのような方、お口のどの部位に適しているのか、また時には商品の効果を高める使い方などについて提案を行う機会もあり、歯科衛生士としての強みを活かせる研究開発部でのお仕事にとてもやりがいを感じています。
皆さん、研究開発部の歯科衛生士のお仕事についてイメージして頂けたでしょうか?
次回は研究開発部の歯科衛生士のもう1つの主なお仕事、「開発商品の有効性データの学会等を通じたご紹介」についてご説明します。また見に来てくださいね!
→ご紹介したタフトブラシの製品情報はこちら