2019/02/22

ハブラシの毛先の世界をのぞいてみよう★毛先クイズ!

 

みなさんこんにちは!研究開発部歯科衛生士のNです♪


3年生、4年生の皆さんは国家試験まであと少しですね!


今日は目ではなかなか見えづらい「ハブラシの毛先」についてクイズ形式でご紹介していきたいと思います。勉強で大変な時期だと思いますが、ちょっとした息抜きとして読んでもらえると嬉しいです♪


サンスターのハブラシは、一般的な「先丸加工」に加えて先端を丸く先細にした「テーパード加工」、テーパード加工をさらに細く、長く、鋭く、極細加工した「ウルトラテーパード加工」、1本の毛の先端を3本の細い毛に特殊加工した「先端3本毛」、この3種類の毛先加工が特徴です

 

ハブラシの毛先加工は繊細で、お口の中ではとっても重要な役割を果たしているのですが、自分の目ではなかなか見えないですよね・・・。


そこで今日は、サンスターのハブラシ研究室にある「マイクロスコープ」という顕微鏡を使って、ハブラシの毛先をご紹介したいと思います。一緒にハブラシの毛先の世界をのぞいてみましょう★


それではさっそく問題です★


下記の写真①~③は①テーパード加工、②ウルトラテーパード加工、③先端3本毛加工の実際の写真です。これらの毛先は、a~cのうちどのような方に適しているでしょうか。当てはめてみましょう。

1.毎日のブラッシングで歯と歯肉の健康を保ちたい方。

2.弱ってきた歯肉が気になる方。歯肉の腫れや出血が気になる方。歯の根面が出てきた方。

3.歯肉の状態が気になりはじめた方。歯と歯の間に食べ物が詰まりやすくなった方。


 


みなさん、答えは分かったでしょうか・・・?


正解はこちら!

①:a

②:c

③:b


【解説】

テーパード加工


「Dr.Butlerが開発した技術で、歯肉溝にスムーズに毛先が届くように、グラインダー(やすり)で1本1本の先端を丸く先細にした技術」で、毎日のブラッシングで歯と歯肉の健康を保ちたい方におすすめです。サンスターではバトラー#211、バトラー#025シリーズ、ガムプロズRS-Mなどに使用されています。歯面の汚れがしっかり落とせる磨き心地で、私もとてもお気に入りです。

 

ウルトラテーパード加工


「テーパード加工の角度がさらに細く、長く、鋭く、極細加工されたもの」で、より細部に毛先が届いてプラークを除去することができるので、歯肉の状態が気になりはじめた方、歯と歯の間に食べ物がつまりやすくなった方におすすめです。サンスターではバトラー#117・#118・#217・#218に使用されています。歯肉のきわまで届いて、やさしく当たる感じがします。

 

先端3本毛加工


「1本の毛の先端を3本の細い毛に特殊加工したもの」で、先端の細い毛先が歯や歯肉にやさしくあたり、根本の弾力でプラークをしっかり除去する仕組みになっています。

弱ってきた歯肉が気になる方、歯肉の腫れや出血が気になる方、歯の根面が出てきた方におすすめです。サンスターではガムプロズ#3C・#4WRに使用されています。毛先のあたりはやわらかいけど、根本の毛は太いので弾力のある磨き心地です。

 

以上、ハブラシの毛先の世界をご紹介しましたが、いかがでしたか?ハブラシの毛先に様々な加工をすることによって、お口の細部まで届くよう、細かいところまで工夫がされていているんですね!


ハブラシはメーカーによって多種多様な毛先加工がされています。普段使用しているハブラシの「毛先加工」にも注意して、詳しくなると、ワンランクアップしたハブラシ選びにつながると思います★

サンスターでご紹介しているハブラシの毛先と歯ブラシはこちら


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