2022/06/23

研究開発部歯科衛生士のお仕事紹介!

  

皆さんこんにちは!
研究開発部歯科衛生士のPです。


皆さんは、研究開発部で働く歯科衛生士がどのような仕事をしているか知っていますか?

実は、研究開発部の歯科衛生士は皆が同じ業務内容をしているのではなく、カテゴリーによって仕事が分かれているのです!


今回はそのお仕事内容をテーマに、①臨床試験パートを担当Pが、②商品開発パートを先輩にお聞きして、各々の仕事内容を紹介します。


    

お仕事①:臨床試験


1つ目のお仕事は「臨床試験」です。


皆さんは、サンスターの商品がどのように作られているかご存じですか?
商品は販売する前に、その商品の有効性はどうか、安全に使うことができるか、人に実際に使ってもらいながら検証を行う必要があります。


そこで歯科衛生士を中心に臨床試験を行うことで、商品の安全性と、実際のお口の中での有効性を確認しています。そうして得られたデータを、下の図のようにプラーク除去率などで数値化することで分かりやすくして、商品のアピールポイントにつなげることも大切なお仕事になります。


図:バトラー ハブラシ #025NEO(M) 商品カタログより抜粋

詳しい商品情報は→こちら


臨床試験は、沢山の論文を読んで試験の内容を考えて、時には何か月という長期間の試験を行う時もあり、地道にコツコツ頑張る必要がありますが、試験が上手くいった時はとても嬉しくなります♪


また試験の内容によっては、千里歯科診療所の歯科医師や歯科衛生士、大学と共同で実施することもあります。沢山の人と協力しながら1つの試験を進めていくことは大変ですが、その分やりがいのある仕事だなと感じています。



お仕事②:商品開発


2つ目のお仕事が、「商品開発」です。


サンスターの商品はハブラシ、歯間清掃具、歯磨剤、洗口液などがあり、それぞれ得意分野をもつ研究員が主に商品の開発に携わっています。時には歯科衛生士の出番もやってくることがあります!


私が担当しているハブラシにおいては、患者さんの口腔および身体機能を考慮して、機能的かつ使い心地の良いものにするために、歯科衛生士としての視点から検討します。そして他部門とも連携しながら設計に落とし込み、商品化を進めています。


また、1つ目で紹介している臨床試験はヒトを対象とする一方、ハブラシの開発業務においては実験機器を用いて製品の機能や安全性を評価することが多いので、歯科以外の知識も求められます。難しく感じることもありますが、自分で調べたり、先輩方から教えてもらって理解できるようになったときは「成長できた!」と嬉しくなります。


日々悩みながら向き合ってきたハブラシが店頭に並んだのを見たときは、ここまで一生懸命やってきて良かったと思うとともに、これからも頑張ろうと前向きな気持ちになることができるお仕事です。


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どうでしたか?

このように研究開発部の歯科衛生士は様々な分野に携わり、沢山の人と連携しながら毎日お仕事をしています。

今回のお仕事紹介で、皆さんに少しでもその魅力をお伝えできれば幸いです。


次回は千里歯科診療所のお仕事紹介です!お楽しみに♪

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