みなさん、こんにちは!健康推進室 口腔健康チーム歯科衛生士のAです!
予防事業部という部署名から口腔健康チームに変更になりました。
私たち口腔健康チームの主な仕事は大きく分けて3つ、産業歯科健診、幼稚園・小中学校などでの歯科保健指導、そして、企業様などを対象にしたオーラルケアセミナーです。
今日はその仕事内容についてご紹介したいと思います♪
産業歯科健診
企業の健康保険組合様からご依頼を受けて、従業員の皆様の歯科健診を行っています。基本的には私たちが会社に出向き、会社の会議室などのスペースをお借りして実施します。実施に向けて、日程調整にはじまり、当日出務する歯科医師と歯科衛生士の派遣依頼、荷物の手配も私たちの仕事です。
歯科健診の一人当たりの時間はわずか15分。そのなかで歯科保健指導も行います。いかに短時間で問題点を指摘し、口腔衛生に対する行動変容を後押しできるかが重要なポイントです。個別指導ではありますが臨床とは違うスキルが求められます。
健診の円滑な運営はもちろんのこと、機材の設営や後片づけも私たち自身が行います。機材の中には重量のあるものもあり、一日が終わるとへとへとになりますが、経験者でなければ実感できない達成感や充実感を味わうことができます♪
歯科保健指導
幼稚園や小中学校での歯科保健指導は、生涯の口腔衛生に対する意識を持ってもらううえで非常に重要だと考えています。そのため一日先生に成り切るつもりでモチベーションを高めて教壇に立ち、大きな顎模型とハブラシを持参して授業をします。
興味津々に話を聞いてくれる子どもたちの目を見ると、とてもやりがいを感じ嬉しくなります♪
オーラルケアセミナー
企業様対象のオーラルケアセミナーは、対象者によって伝えるべき内容や方法が変わります。そのため対象者の属性や特徴をよく理解した上で、お伝えする内容を構成するように常に心がけています。
コロナ禍でオンラインセミナーのご要望も増える一方で、やはり対面でのセミナーを希望されることもあります。その場合は、オンラインでは伝えきれない、対面だからこその内容を盛り込むようにしています。
伝え方が大切な仕事です
個人を対象とした産業歯科健診、小集団を対象とした幼稚園・小中学校の歯科保健指導、大勢の方を対象とした企業でのセミナー。どのようにお伝えすれば受診者や受講者の方の心に響くのかを試行錯誤する毎日です。私たちはその場で治療ができるわけではありません。いかに正しい情報をお伝えし、心を動かし、行動を起こしていただくか。触れ合ったひとりでも多くの方が、歯科医院を受診していただけるように、歯科医院への架け橋となれるよう頑張っています!
やることは山ほどあり、本当にやりがいがあります
歯科衛生士としての知識はもちろんのこと、健診データの入力や資料作りにはPCのスキルが必要です。企業の方と頻繁にやり取りをしますので、電話対応や名刺交換など社会人としてのマナーも身につける必要があります。また、様々な年齢層の方を相手にお話しをするにはコミュニケーション能力も求められます。
業務が多岐にわたり大変なことばかりのようですが、「ありがとう」や「歯医者に行ってみるよ」という言葉をいただけたけると、不思議とまた頑張ろうと思えるのです。歯科を通じて皆さんの健康に寄与する、とてもやりがいのある仕事だと思っています。
次回は営業部で働く歯科衛生士のお仕事紹介です!お楽しみに!