2024/10/17

臨床DHにインタビュー!“患者さんとのコミュニケーション”

  

皆さんこんにちは、営業部歯科衛生士のVです。


日々診療の中で欠かせない患者さんとのコミュニケーション🌟

特に、OHIを担う歯科衛生士はコミュニケーションスキルを問われるところ!


読者の皆さんにもそれぞれ状況に合わせたアプローチ方法があるかと思われますが、

今回は実際に臨床現場で働くDH、またサンスターが認定するBIRマイスターのAさんにお話をうかがいました。


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Aさんが勤務されている歯科医院の特徴




 

・OHIの時間は30分~

・地域柄、患者さんの層は高齢者が多い

・1日に診る患者さんは7~8名/名で担当制を導入している




Q:早速ですが、OHIの中で特に心がけられていることを教えてください。


Aさん:人によっても様々ですが、その方にとって取り入れやすい内容でご提案するようにしています。

例えば、「鏡を見ながらみがく」「1日1回でも…2日に1回でも…週末だけでも歯間ブラシをする」というように具体的かつシンプルに、を心がけています。

そのために、生活習慣を詳細にお聞きすることや、性格を理解することは意識しています。

この塩梅が人によっても難しいですが、「それくらいなら…」とその気になってもらえれば、第一関門は突破です。次の来院までそれを継続できれば、結果としてPCR値や歯周ポケット値の改善にもつながり、さらに患者さんご自身もその感覚や効果を実感していただければ、長期継続へとつながります。

Q:OHIに対して、医院様で工夫されている点を教えてください。


Aさん:患者さんに対して、言葉、実践でお伝えすることはもちろんですが、院内には患者さん向け冊子のような、共用のコミュニケーション媒体が充実しています。いいものがあれば、それぞれダウンロードや取り寄せをし、月に一度あるスタッフミーティングで共有します。また、なかなかうまくいかない事例については、スタッフ間で様々な切り口を提案しあうこともありますよ。

Q:患者さんにお伝えしたことがなかなか改善されない場合、どのようなアプローチをされていますか?


Aさん:根気強く説明を繰り返し、まずはこれ以上悪化しないように現状維持に努めます。

中には性格的に頑固な方もおられます。そんな方に対し、現状維持するためには、来院頻度上げる(メンテナンス期間短くする)ことですね。そのためには、アポイントの日時を必ず患者さんのご希望に沿う形でお取りすることがポイントです。日程が合わないことに対して、患者さんが「めんどくさい」「もういいや」とならないように、そこは特に気を付けています。



Q:最後にAさんのモットーを教えてください。


Aさん:患者さんも私たちもお互いに「楽しく」できる方法を・・・

これに尽きます。

お互いにモチベーションも上がりますしね!

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Aさんありがとうございました!!

ケアの方法や来院についても患者さんに合わせてハードルを下げるということがキーワードですね!


その上でお互い楽しみながら実施されているという点も患者さんの「やってみよう」につながる重要なポイントだと感じました。

また機会があれば皆さんのOHIの工夫をご紹介できればと思います♩


次回もお楽しみに💛

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