約1日前

診療中の保健指導の参考にも!食事をおいしく食べるコツ!

  

みなさんこんにちは!営業部のVです♩


年が明けて、早くも1ヶ月が経とうとしていますが、いかがお過ごしでしょうか🌟

私は2025年、健康・体力づくりを心がけており、早速、食事と運動を少しずつ意識し始めました(^^)/💦


そこで今回は…「食事は身体の資本~日々欠かせない食事をおいしく食べるコツ~」についてご紹介します!

日々の診療の中でもご指導の参考になれば幸いです。


そもそも・・・


食事を食べるには噛める歯を多く残すことが大切

歯の本数が少なくなると、やわらかい食事を選びがちになります。特に糖尿病のある方にとっては、栄養バランスの偏りから、血糖コントロールの悪化という負のスパイラルを招く結果に。なんでも食べられる口腔機能の維持は重要ですね。

中でも、補綴装置でなく天然歯を残すということは、より食事を楽しむために重要なことです。おいしさを感じるのは「舌」で味覚を感じるからと思いがちですが、実は食感・温度・外観・咀嚼音などの物理的因子が理由の半分以上を占めています。(※)

※日本咀嚼学会雑誌 13(2):49-57.2003

天然歯のみに存在する歯根膜が「食感センサー」として働くことで、噛むことによって得られる刺激や音が「おいしい」という感覚につながっています。

  












そして皆さんもご存じの通り、おいしく食事をするために「唾液の分泌」は欠かせません。

味を感じるのは舌にある「味蕾」という組織。食べ物の味は、まず唾液中に味物質が溶け出し、それを味蕾が感知することで味覚情報が脳へと伝わります。

そのため唾液の分泌が減少し、口腔内が乾きやすい方は唾液の分泌を促すための唾液腺マッサージがおすすめです。食前に行うといいでしょう!

  

ここまでの内容が、患者さんへ口腔機能と口腔衛生の重要性をお伝えする1つの切り口の参考になれば嬉しいです❤

・・・・・・・

ちなみに、「糖類ゼロ」と「糖質ゼロ」の違い、皆さんはご存知ですか?

「糖類ゼロ」は血糖値を急激に上げるブドウ糖(単糖類)、砂糖(二糖類)が食品100g中に0.5g未満に抑えられています。「糖質ゼロ」は糖類に加え、でんぷん(多糖類)やキシリトール(糖アルコール)が食品100g中に0.5g未満に抑えられています。なるべく食べ物は「糖類ゼロ」飲み物は、「無糖」または「糖質ゼロ」を選んでみましょう!

  

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おいしく食べられる口腔内とかしこく食べられる知識で2025年も健康に過ごしましょう!

参考:糖尿病とうまく付き合うvol.1、vol.2、vol.3 

冊子の閲覧・ダウンロードはこちらから▶
糖尿病とうまく付き合う vol.1

糖尿病とうまく付き合う vol.2

糖尿病とうまく付き合う vol.3

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