こんにちは。開発担当のBです。
患者さんに口腔衛生状態を長く維持していただくためにも、継続来院いただきたいものですよね。
日々診療を行う中で、医院単位または個人レベルで様々な取組や工夫をされていると思います。
「どんな工夫しているのだろう?」「参考にしたい!」そんな声が聞こえてきそうです。
そこで!みなさんに代わって歯科医院を訪問し、医院での取組や工夫をご紹介するコーナーを開始したいと思います。
3ヶ月に1度程度の連載になりますが、続けられるよう応援してください~(笑)!
さて。記念すべき第1回目は、サンスターの歯科診療所です。普段対応されている取組について、お話を伺ってきたので早速ご紹介します!
サンスターの診療所ってどんなところ?
サンスター財団附属千里歯科診療所(以下、サンスター千里診療所)は、地域社会に根付いた歯科医療を目指し1977年に大阪府の北部に位置する豊中市にて開設されました。地域のみなさんが一生自分の歯で健康に過ごせるよう、世代に合わせた最適な治療と予防活動に力を入れられています。
現在は、チェアー台数16台、歯科医師9名、歯科衛生士17名、歯科助手1名、受付3名体制で診療を行っています。
OHI専用ブースで患者さんと向き合う毎日
全16台のチェアーのうち、5台が口腔衛生指導(以下OHI:Oral Hygiene Instruction)専用のチェアー!
5台連なるOHI専用のブース(写真1)では、継続して来院いただけるよう患者さんとのコミュニケーションを重視する他、次回予約まで担当歯科衛生士(以下DH)が直接予約を取るなど患者さんとDHとのつながりを大切にされています。
患者さんへのセルフケア提案
OHIでは、患者さんの口腔内の状態に応じて選択したセルフケアツールを積極的に紹介。OHIの中で患者さんへ紹介したツールは、すぐ確認できるようOHIブース正面の壁側にディスプレイ(写真2)されています。また、患者さんに納得してツールを使っていただけるよう、オリジナルの「ハブラシ処方箋」(図1)を使って説明し、患者さんがわかりやすい指導を心がけている。
最後が肝心!受付でもOHIをサポート
診療室内では患者さんも緊張し、先生やDHへ「伝えられなかった、聞けなかった」こともしばしば。そんな場面にも柔軟に対応できるよう、最後のタッチポイントとなる受付ではカルテやハブラシ処方箋の内容に沿った対応を実践されています。また、過去の購買データに基づいたセルフケアツールの継続使用等について助言等を行うなど、受付ならでは工夫と取組でOHIをサポートされています。
今回お話を伺ったのは・・・
受付専任DHとして、OHIをサポートする橋本ひろみさん。
貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!