2024/04/09

お口のにおい気になりませんか?②

  

皆さん、こんにちは😃


春の日差しが暖かい季節になってきました🌸

季節の変わり目ですので、体調には気をつけてください。


前回は、「口臭」の発生原因についてお話をさせていただきました!


今回は、口臭対策についてお話します。

口臭対策として、前回3つのポイントがあることをお話しましたので、それぞれどのように対策していくかをお伝えします。 (★前回のコラムはこちら)


口腔清掃

前回のコラムでお話させていただきましたが、口腔内細菌から発生するガスである揮発性硫黄化合物は舌の上で多く発生しています。

したがって、口臭対策には歯面の清掃だけではなく「舌」の清掃も重要です!


舌の表面に付着した舌苔(舌に付着する細菌、食べカス、粘膜のカス、唾液成分)をやわらかいハブラシや専用の舌ブラシで除去するようにしましょう。

ただし、奥から手前に、強くこすりすぎないよう注意して行います。


★舌ブラシ:ガム歯周プロケア舌ブラシ


その他、口臭対策アイテムとしては、指定医薬部外品の口腔咽喉薬も発売されています。

お口の中の原因菌を殺菌し、口臭の除去に効果があります。

ドロップやトローチタイプの他、外出時でもケアしやすいスプレータイプもあります。


★指定医薬部外品の口腔咽喉薬(スプレータイプ):ガム・お口/のど 殺菌スプレー

★指定医薬部外品の口腔咽喉薬(ドロップタイプ):ガム・メディカルドロップ


②歯周病対策

もっとも重要なのは歯科医院でのプロフェッショナルケアです。

半年に1回を目安に歯科を受診するよう、患者さんへお伝えください。

ご自宅で行うセルフケアとして、ハブラシとハミガキにプラスして、「デンタルフロスや歯間ブラシ」、歯周病予防効果のある液体ハミガキも毎日のケアに取り入れることをお勧めします。


★歯周病予防効果のある液体ハミガキ:ガム歯周プロケア デンタルリンス 


③唾液腺分泌

唾液分泌量の促進に、「唾液腺マッサージ」をご紹介します。

唾液には様々な作用があります。 

  

そのため、唾液分泌が減少すると、口腔内が不潔になりむし歯や歯周病のリスクにもなりますし、口腔内が乾燥すると口臭が強くなるといわれています。

それでは、唾液腺マッサージの方法をお伝えします。

  

口腔内の3つの唾液腺(耳下腺・顎下腺・舌下腺)をご自身でマッサージし、唾液分泌を促進します。

位置は、耳下腺は頬と耳たぶの間、顎下腺は耳の下から顎先まで、舌下腺は顎の真下です。

気持ちがいい程度の力加減で、3つの唾液腺を刺激しましょう!

  

このマッサージは、テレビを見ている時の「ながらマッサージ」でも構いません。

食事前に行うとよりおいしく食べることができますし、誤嚥リスクの軽減にもつながります。

また、人と会う前に行えば会話も楽しくできるのではないでしょうか。


日頃から実践できる口臭対策のセルフケアをご紹介しました!

ぜひ、みなさんも実践してみてください♪


そのほか、ホームページには、保険薬局向けの知識アップ動画を掲載しております!

そちらもぜひご覧ください♪

薬局向け短編集 (「動画ライブラリー」→「知識アップ」→「薬局向け短編集」)


次回は、誰もが耳にしたことがある「歯周病」についてお伝えします!

次回のコラムもお楽しみに♪

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