皆さんこんにちは🌞
毎日暑い日が続きますね。
熱中症などに気を付けて、こまめに水分を摂ってくださいね!
今回は「口腔乾燥」についてお話ししていきます。
来局される患者さんから、乾いたものが食べにくい、味覚がおかしい、入れ歯が合わなくなった、お口の中がヒリヒリする、などのお話ありましたら、お口の乾きが一因となっているかもしれません。
お口が乾く原因は大きく3つに分けられます。
①病気に伴うもの
②生活習慣や環境によるもの
③薬による副作用
① 病気に伴う口腔乾燥
「シェーグレン症候群」の患者さんの70%ー80%に口腔乾燥症状が出現すると言われております。
またがん治療における口腔乾燥のリスクはいずれも高いですが、頭頚部の放射線治療では唾液腺が直接影響を受けることで、重度の口腔乾燥が発生するケースもあります。
②生活習慣や環境による口腔乾燥
喫煙、過度な飲酒、水分摂取不足などの生活習慣や口呼吸、日々のストレスも原因の1つに挙げられます。
③ 薬による副作用
一般に処方される薬のおよそ80%は口腔乾燥を引き起こすと報告されています。
高齢者は若年者と比べ薬の有害作用に対して影響を受けやすいだけでなく、多剤服用していることが多いため、より注意が必要です。
では、口腔乾燥を和らげるにはどうすればよいでしょうか。
口腔乾燥の対処法としては「原因そのものへのアプローチ」、「唾液減少による悪影響へのプローチ」があげられます。
次回は、口腔乾燥の対処法や関連商品についてご紹介いたします!
次回のコラムもお楽しみに♪