皆さんこんにちは🌞
暑い日が続いておりますので、体調管理には十分気を付けてくださいね♪
前回は「口腔乾燥やその原因」についてお話ししましたが、
(★前回のコラムはこちら)
今回は「口腔乾燥の対処法」についてお伝えします。
口腔乾燥の対処法としては、「①原因そのものへのアプローチ」、「②唾液減少による悪影響へのアプローチ」があげられますので、それぞれ詳しく見ていきましょう!
① 原因そのものへのアプローチ
原因そのものへのアプローチとして、喫煙、過度な飲酒、口呼吸、水分摂取不足などの生活習慣やお口の筋力低下による唾液分泌低下であればアドバイスが可能なものもあります。
ただ、加齢による唾液分泌の減少や、病気やお薬が原因の場合は、アプローチが難しいこともあります。
① 唾液減少による悪影響へのアプローチ
患者さんへのアドバイスのポイントとしては、口腔清掃・うがい・保湿の3つを意識するようお伝えください。
ただ、うがいのし過ぎは、唾液の保湿成分を洗い流すことになり、かえって乾燥を助長させることがあるため、
お口のうるおいを保つ方法として、口腔保湿剤を活用することもおすすめです。
【口腔保湿剤のご紹介】
バトラーの口腔保湿剤には3種類あり、それぞれの使い分けは
こちらの表をご参照いただければと思います!
保湿スプレーは、携帯しやすく、外出先などでも使いやすいので非常に便利です。
乾燥した口腔内にシュッとひと吹きでうるおいをあたえます。
(★バトラージェルスプレー)
保湿ジェルは、寝たきりの方や就寝前など、長時間の保湿が必要な時によく使われています。
口腔内にやさしく広げやすい粘度と、高い水分保持力があります。
保湿洗口液は、汚れを洗い流すのでさっぱりし、同時に保湿成分がお口全体に行き渡ります。
乾燥した口腔内をクチュクチュ洗浄でさわやかに保ちます。
来局される方の中には、何らかの口腔乾燥症状を自覚している方が多くいらっしゃいますので、
ぜひお声がけいただき、患者さんと一緒にご自身に合う対応を考えていただけたら幸いです。
次回は、お口の身近な病気「むし歯」についてお伝えします!
是非ご覧ください