日々、一生懸命にOHIを行っても、患者さんに伝わらない、実践してもらえないという経験はないでしょうか。期間限定で実施したアンケート(※)の中にも、「患者さんのモチベーション」に関するお悩みが多く寄せられました。今回は、カリスマDH沢口先生に患者さんのモチベーションに合わせたブラッシング指導についてのノウハウをお聞きしました!
※(2022年8月4日~2022年11月30日)またご質問はアンケートの設問とご回答をもとに、インタビュー形式に変更して掲載しています。
教えてくれたのは…
カリスマDH 沢口由美子先生
1959年東京生まれ。1998年に長男を出産し、子育てをしながらフリーランスの歯科衛生士として活躍。「亡くなる前日まで、臨床で仕事をしていたい」というほど、DHの仕事に誇りと愛情を抱いている。DHのレベルアップのためのセミナーも多数行う。共著に『継続通院したくなる歯科医院のスタッフ育成計画』(わかば出版)など。
「どうしてもセルフケアだけでは難しい部位のクリーニングは私たちがフォローさせていただきますので、一緒に頑張っていきましょうね」というスタンスで取り組みましょう。
中には改善されなかった場合もあるでしょう。そんな時には、落胆した様子で「もう少し〇〇すればこうなるのにな」と独り言のようにつぶやいてみます。そして、少しでも改善されれば大きな声でほめるんです!
私たちはどうしても「ここがみがけていない」と否定してしまいがちですが、グッとこらえて第一声では、良い部分(改善された部分)を見つけてほめましょう!
実年齢よりも上の年齢でほめると効果的です。
ただほめるだけではなく、実際の口腔内の状態と照らし合わせながら、些細な改善点を見つけましょう。写真を撮影しBefore/Afterを見せるのもいいですね。
※本ページでは、ハブラシのヘッドサイズについてガム・プロズ デンタルブラシ #3Cを基準としています。
※商品の詳細は、商品名をクリックでご覧いただけます。
どんなみがき方でもいいので、まずは汚れが取れる方法で使ってみてください!
毛ゴシがあり毛が逃げないので、力をコントロールしながらみがきたい部分を狙って当ててみてください!
今までの当たっている感覚を覚えつつ、少し斜めに当てていただくと細かい部分もみがけます!この細い毛先が1ヵ月形が崩れないくらいの力の加減で!